20140129

<紀伊半島タビ>①初!和歌山、そして龍神村へ

一月のある夜、神戸から和歌山・紀の川市へ。
実は和歌山には初めての進入。
南下してるのに高速は途中猛吹雪・・
目的地は神戸・淡河で知り合ったマミリン家へ、
この日は何だか集まりがあるらしく、
ワタシ何も関係ないけどお邪魔する事に。

そもそもこの集まり、自給農をされている
人人で、その道では有名な?市川ジャンさんも
来られていた。マミリンの師匠だそうだ。

マミリンは超理科系女子なんだけど、
気付いたら仕事やめて、去年から和歌山に移り住み、
ワタシも関心ある「在来種」の種を集め、
育ててるかなり好きなタイプの女の子!
なかなか出会わない、とっても尊敬する人の一人。

ワタシは全然、農もできないし、ただただ
みなさんの話しに感心するばかり。
そのうちマミリンが育てた在来種の大豆を
マミリンが入手してきた石臼で、
きなこ製作が始まった。
みんなの知恵を集結して・・・できた!!
あまくて香ばしくてステキなきな粉。


ジャンさんがすっごい、いい話してくれたんだけど、
・・・?何だっけ?思い出せん・・・
すでに日本酒一升空いてたし、さらに
マミリンと二人でもう一瓶、空けちゃったけど・・

でもとってもステキなヨル。
あんな風に話し合うこと、あまりない。
ワタシは農にガッツリとは向かえないけど、
こんな活動をしている人人はホントにステキ。
そして感謝。 こんな人人が地球を守ってる。
ありがとう。
翌朝はマミリン畑へ金ちゃんジャンさんと共に。
お隣は桃畑らしい、和歌山は果物天国。
自然農法でノビノビ育つ野菜たち。
大きくてきれいなスタイルのお野菜たちが
言い訳じゃない。
そりゃソウだよね、人間だって「見た目」だけ
良くても中味の問題だもん。
・・・でも手間暇野菜もありがたい・・・
ワタシはどちらにも大変お世話になってる。


さてさて、その後は一人ぷらぷら海沿いを走り、
4日後に尾鷲でマミリンと待ち合わせ、という予定
だったけど、何となく成り行きでジャンさんと
マミリンが向かう「百種茶屋」へ同行。
この茶屋さん、海南市のメチャンコ山の上で、
景色はサイコウ==!
しかも店主のアヤチャンがまたメチャンコ
おもしろくってステキな人!!
マミリン(二日酔い)、ジャンさん、アヤチャン
アヤチャンの娘さんとみんなでよく笑った喋った!

ワタシのランチは「ヒマラヤカレー」
アヤチャンのお友達が女子単身、ヒマラヤの
麓集落に暮らしているそうで、かなり興味ある!
日本の田舎暮らしなんか目じゃないね〜

そのうち化石が出てきた!
結構スゴイモノらしい、7千万年前?くらいだっけ?
ここで取れたモノだって。
ますますステキな茶屋さんなのだ。

娘さんにお散歩連れて行ったもらったり、
とにかく満喫☆

さて、今日はどこで寝よう〜と思っていたら、
アヤチャンが「ゼヒ!龍神村に行って!!」
と一押ししてくれた。
はじめは暖かい海沿いをノンビリまわるつもりで、
龍神村は高野山の麓、随分寒そうだ。
しかもそこから海まで引き返したら、
ちょっと時間的にもキツキツ。
・・う〜んどうしよ。
でもアヤチャンが、観光本見せてくれながら
「紙漉やってる人もいるよ〜」って。
龍神村にはずいぶん前から、他から来た
アーティストが多く集まっているところだそうで、
せっかくこうしてアヤチャンに出会えて
オススメしてくれてるんだから、それに
流されよ〜と、みんなとお別れし
いざ龍神村へ。
アヤチャンが親切にも地図を持たないワタシに
この観光本を貸してくれた。
本当に、本当にありがとう。


そして山越え谷越え、ドンドン和歌山奥地へ・・