20111006

光速より早いニュートリノ、ジョブズさんの死、そしてアフガニスタンで売られる娘たち。


以下、「坂井直樹さんの”デザインの深読み”」より____
ジョブズ:私は17の時、こんなような言葉をどこかで読みました。確かこうです。「来る日も来る日もこれが人生最後の日と思って生きるとしよう。そうすればいずれ必ず、間違いなくその通りになる日がくるだろう」。それは私にとって強烈な印象を与える言葉でした。そしてそれから現在に至るまで、私は毎朝鏡を見て自分にこう問い掛けるのを日課としてきました。「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?」。それに対する答えが“NO”の日が幾日も続くと、そろそろ何かを変える必要があるなと、そう悟るわけです。

自分が死と隣り合わせにあることを忘れずに思うこと。これは私がこれまで人生を左右する重大な選択を迫られた時には常に、決断を下す最も大きな手掛かりとなってくれました。何故なら、ありとあらゆる物事はほとんど全て、外部からの期待の全て、己のプライドの全て、屈辱や挫折に対する恐怖の全て、こういったものは我々が死んだ瞬間に全て、きれいサッパリ消え去っていく以外ないものだからです。そして後に残されるのは本当に大事なことだけ。自分もいつかは死ぬ。そのことを思い起こせば自分が何か失ってしまうんじゃないかという思考の落とし穴は回避できるし、これは私の知る限り最善の防御策です。

君たちはもう素っ裸なんです。自分の心の赴くまま生きてならない理由など、何一つない。





私もそのように生きているつもりだけれど、
自分が「正しい」と思う道を見つけたり、進んでゆける事も難しい。
やっぱり矛盾だらけだから。だから、おそるおそるになる、
迷子になる。

科学の探究欲。光速より早いニュートリノ。
相対性理論が覆される。過去も見られる。
ダークエナジーやダークマターで構成されている宇宙。
「すごいすごい!」と思う反面「馬鹿らしい」とも思う。

梅棹さんの言う「科学を追わない」こと。
これ以上進んでゆけば、ますます人類絶滅が近くなるように感じる。
自分が死と隣り合わせにあるだけじゃない。

人間自体がいなくなる、終わる。でも、それも避けられない。
だからといって、月や火星の資源に手を付けるのは、
気が狂ってる。

火星に二酸化炭素を充満させて、温度を上げる計画があるなんて、
そんな事が子供向けに堂々とテレビで放映されてる。


でも、やっぱり宇宙も自然も美しくて、もっと見たい、
もっと知りたい「欲」は止めどない。

先日、初めて望遠鏡で木星の縞模様をこの目で見たよ。
とっても嬉しかった、こんなうかれた私。

その傍ら、以下「英考塾」さんのブログより____
http://eikojuku.seesaa.net/article/222557711.html


「タリバン」と聞けば、悪の権化(ごんげ)のような
恐ろしいテロ集団をイメージすることだろう。

しかし、「タリバン」という言葉自体は「学生」という意味であり、
元々はイスラム神学校の生徒たちで構成されていたものだった。

正義感の強かった彼らは、軍閥が少女2人を誘拐したことに抗議し、
見事、少女2人の解放に成功する。
そして、「地元住民からは正義の味方として賞賛される」ようになる。

そんな彼らが凶暴化するのは、ソ連のアフガニスタン侵攻(1979~1988)後の
長期内戦からである。一時(1996~2001)は政権を握るが、その支配は
「過激で極端」なものだった。公開処刑などを見世物のように繰り返す。



昨夜見たBSドキュメンタリー「タリバンに売られた娘」。
なぜこんな世界はおわらへんのやろうか、
彼女たちが拷問を受けずに、勉強ができる環境になるのに、
私何ができるんやろ。毎日なにしてるんやろ。

誰かを非難することじゃないやろ、
タリバンを、イスラム教を、ソ連を・・・
非難するならお金のいる世界自体をするべきだと思う。

お金のいらない生活、お金で売れる物作りをやめたい。
まだまだ道のり長いけれど、それを目指そう。