20100804

神戸国際芸術祭と出会う1



昨年2009年度の「ロシアの憧れ」を聴きに行く
機会があって、そこで強烈な刺激を受けた。
普段からクラシックも好きで良く聴くし、
作家の特集番組なども結構見る。

でもいざコンサートへ...となると、
敷居が高く感じられておもしろそうだなぁ〜
と思っても 結構なお値段もするし、
なかなか投資できないでいた。
でも行ってみたい・・・

そこでやってきたのが「ロシアの憧れ」。

本当に知識もないし、
ただただ間近で見られて聴けて、
それに圧倒されたのかもしれないけれど、
クラシックや音楽に限らず、
グググゥ〜っとホール全体を
作品と自分との間に何かこう、
空気が生まれるような、
緊張感もあるけど 心地よい空気感。
あの感じをドカーンと受けた。

それからしばらくその余韻に浸りながら、
また何かゆく機会があるかなぁ...と思いつつ、
バルセロナに行った時、
安易な考えで「ここまで来たんだから!」と
世界遺産のカタルーニャ音楽堂で
「ボレロ」のコンサートを見に行った。
いつもテレビで見るような豪華絢爛な装飾の中、
遠くに見えるオーケストラを見つつ、
その場の雰囲気にドキドキ。
さぁ、始まった! ドキドキ・・・
ドキ??アレアレ、っていつの間にか
夢の世界へ・・・結構寝てしまった。

確かに疲れていたし、ワインも飲んでたし、
でもその場には「あの空気感」がなかった。
もったいない。

それに懲りて、またまたコンサートへゆくことに
一段と躊躇することに。

そんなある日、昨年の芸術祭の事を思い出し、
まず、ガツーンときたあの曲
ゴリホフの「盲イサークの夢と祈り」を
iTunesで購入し、聴いている間にモヤモヤと
色々思い出してきて、
「あぁ、またあんなコンサートに行きたいなぁ、
聴きたいなぁ、感じたいなぁ」という思いで、
出演者の「アンサンブル・ラロ」を検索。

そして見つけた、神戸国際芸術祭のホームページ。
神戸国際文化学部の神戸国際芸術祭実行委員会、
コンサートの当日ボランティアの募集、
コンサートボランティアセミナー・・・

>>つづく